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2012年9月10日月曜日

ストレスといかに向き合うか



春学期が始まってから約2か月が経った。新入生にとっては新しい生活に少し慣れてきたころだろう。しかし同時に、この時期は「五月病」という言葉が物語る通り、余裕が出てきたからこそ起こりうる精神的な問題も出てくるころである。環境と私たちの心は大きな関わりがあり、時に環境の変化は心に多大なストレスをも生む。
 T-PEC株式会社によると、ストレスとは心に受けた外的刺激によって生じた精神的緊張のことである。つまり、端的に言えば心の歪みだ。ストレスの原因は人間関係など多々あるが、ここでは「環境の変化」とストレスの関係に着眼点を置こうと思う。
 実際に何人かの新入生に心境を聞いてみると、「特にストレスを感じない」という人がいる一方で、「ELAの授業が予想以上に忙しい」、「入学直後は行事ばかりで正直疲れた」、また特に寮生にもなると、「プライベートな時間が少ない」と、環境の変化は程度の差こそあれ学生に影響を及ぼしているようだ。

このように、環境の変化によってストレスを感じている学生は多いようである。
中には家族や友人、また先輩等に相談することによってストレスを軽減している学生もいる。しかし一方で、誰にも言えず一人でストレスを抱え込んでしまう学生もいるようだ。

 環境の変化にともなうストレスの感じ方は人それぞれ。それほど負担に感じない人もいれば、とてつもなく負担に感じる人もいることだろう。そこでストレスを軽減するリラックス法をいくつか紹介しよう。ストレス解消の手助けになれば本望だ。

 ①ぬるめのおふろで半身浴をする

 ダイエットにも効くという話題の半身浴は、同時にリラックス法としても活用することができる。半身浴というのは、38~40度のぬるめのお湯に20~30分、胸から下までつかるという入浴法だ。ぬるい温度のため、心臓や肺に大きな負担をかけないで入浴することができる。半身浴は、重力によって下半身にたまった血液を、緩やかな水圧によって心臓に戻し、リラックスしたときの血流の流れと同じ状態にするという効果がある。また、体や脳の休息に働く副交感神経が活発になるため、心身はリラックスした状態となる。ポイントはぬるめの温度。音楽を聴いたり本を読んだりするのもおすすめだ。

②ハーブティを飲む

 暖かいお茶はほっと一息するときに最適だ。特にハーブティは、ハーブの香りの効果と、飲むことによる薬理効果の両方を得ることができる。ハーブティにはストレスや緊張を緩和してリラックス効果のあるもの、心と体に活力を与えてリフレッシュ効果のあるものなど種類が豊富だ。自分のお気に入りのものを見つけるのもいいかもしれない。

③ストレッチ

 一番手軽にできるものはこれだ。体を伸ばして滞った血行を促進し、緊張している筋肉をほぐすことで、心身のリラックスを得ることができる。ポイントなのは深呼吸しながらゆっくりと、動作を大きくして行うこと。体の動きを意識してやってみよう。

ストレスというものは多かれ少なかれ、誰もが持っているもの。ストレスと上手に向き合い、自分なりのリラックス法で対処していこう。

参考:
・http://www.montsaintmichel.jp/

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